こんにちわ!!
横浜 鶴ヶ峰 でイメチェンを得意とする
ショート&ボブに特化した美容師 檜山直輝です。
さて、今回は失敗しない、カウンセリングについて
美容室の中で1番重要視されるのは技術なのか?
僕は違うと思います。
カウンセリングです。技術があるからいいわけではなく、カウンセリングがあっての技術です。
髪型 失敗した!なんで?
カットだけの髪型の失敗は9割カウンセリングだ思ってます。(薬剤使うメニューなどは毛髪診断や知識、技術なども含まれるので9割ではない)
髪型で、なぜ失敗したかを深掘りすると明確です。
お客様とゴールがズレてるから失敗なんです。
基本美容師はこの髪型切ってと言われたら上手い下手は置いといて形は作れると思います。
上手ければ上手いほどいいんですけど、
もし、お客様の1センチと美容師の1センチがズレてたら?
もし、お客様の少し軽くというのを軽くしすぎてしまったら?
上手いというのはなんの意味もなしません。
失敗しないためにお客様を知るという事が大事
例えばロングからバッサリ切りたいって方がいます。
Aさんをカウンセリングしてみましょう。
Aさん:今日バッサリ切りたいんです。
ナオキ:では長さどうします?
Aさん :長さはこれくらいであーでこーで
ナオキ :では、こーいう髪型どうですか?
これって普通のカウンセリングに思えますが、僕的には大事なのが抜けてます。
Aさん :今日バッサリ切りたいんです。
ナオキ :どうしてバッサリ切りたいんですか?
Aさん :乾かすのが面倒なので、、、
ナオキ :そうですよね。乾かすの大変ですよね。普段ドライヤー使われます?
Aさん :子供がいるから今の長さだとドライヤー大変で、だから少しでもドライヤーの時間少なくしたいからショートにしようかとおもってます。
どうでしょう?
どおしてバッサリ切りたいのか。
この一言が増えるだけでお客様を知る事ができますし、ここを知らないとズレが生じます。
このお客様の1番は子供がいて、乾かすのが面倒だから楽な髪型にしてくれーっていうのを伝えたいんだと思うんです。
そこを知った上でカウンセリングしないと、お客様は不安になるかもしれないですし、ゴールがわからないままスタートすることになります。
これがお客様を知るという事だと思います。
髪型を失敗しないためにイメージを
僕の中でまず知り、イメージをわかせる事が大事なんで、先程の続きを考えましょう。
ナオキ:ショートにしたいんですね。ボブとかでもなくショートにしたいんですかぁ?
Aさん :やっぱショートが短いから1番楽かなって!
ナオキ :確かにショートは楽ですよね。ドライヤーは楽になりますね。でも朝起きたら寝癖が立ちやすいっていう弱点があるんです。朝濡らしてドライヤーとかは出来ますか?
Aさん :そっかぁ確かに短くしたら寝癖立ちますよね、、、できるだけセット楽にしたいです。
ナオキ :ちなみに普段アイロンとかスタイリング剤とか使います?
Aさん :スタイリング剤は使わないです。でもくるくるドライヤー使ってます。
この流れ!どうでしょう?
Aさんはショートにしたいんでしょうか?
このAさんはショートにしたいわけではなく
楽な髪型がショートだと思ってるからショートにしたいと言ってるんだと僕は解釈します。
それを知るためにご自宅で朝起きたらこうなるとか、これをしなくてはいけないとか、色々イメージをわかせつつAさんのライフスタイルに合うものを提案してこそ、Aさんは喜んでもらえると思います。
スタイリング剤つけないのにショートに切っても大変な事になるだけです。
この大変な事になった時にAさんはこう思います。
今回の髪型失敗したなーーー
知れてないから当然です。
失敗しない土台ができたら提案力
Aさんでいうと楽な髪型、セットにかける時間少なく、ドライヤーだけできまるというのが失敗しない土台です。
その土台に色々くっつけてくのが、美容師の提案力です。
Aさんはくるくるドライヤー使うと言ってたので、色々聞いてみます。
ナオキ :くるくるドライヤー使うんであればショートよりドライヤーの時間長くなりますけど、ボブとかもいいですし、それでも短い方がいいんであればボブとショートの間のショートボブとかもありです。
Aさん ボブは嫌だなぁーでもショートボブって似合うかな??
ナオキ 〜〜〜〜なのでお似合いになると思います。どうでしょう?
Aさん じゃあ今回はこれにしてみよっかな。
ボブを提案してみて、それが嫌な場合も想定して、
何個か選択肢を伝え一緒にヘアカタ見たりなどして、メリット、デメリット伝えます。
上記の〜〜〜なので の部分はデザインの話になるので、そこで美容師の色がでるのかなと、
ここで、デザインの提案の幅は広ければ広い方がいいです。
ここまで来たらお客様も、安心してカット任せてもらえると思います。
カウンセリング=お客様との約束事
なので、あとはその約束を守るためにカットするのみです。
それでも失敗したらカットなのかなと!
お客様も失敗はいやだと思うので、美容師さんへの伝え方はこちらを参考にして下さい。
まとめ
今回カットカウンセリングとしての一例ですが、お客様が何を求めてるのかこだわりはそれぞれ違います。
カウンセリングの中でそれを汲み取る力が大事です。
楽にしたいのか、デザインなのか、カラーなのか、傷むのがいやなのか、などなど
お客様との約束事を明確にお客様に喜んでいただきたいものです。
事前カウンセリング承ってます。こちらからお気軽に髪の相談してください
see you
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