こんにちわ!!
横浜 鶴ヶ峰 でイメチェンを得意とするショート&ボブに特化した美容師
檜山直輝です。
昨日はお休みに講習へ!
こちらの
世界初!新規染料ヘアカラー。
業界話題のルポリサージュの講習です。
学んだ内容を含め
このカラー剤の特色をお伝えしていきます。
世界初!!とっても気になりますね。
ルポリサージュは第5の新規染料
まず、ルポリサージュでお伝えしなきゃいけないのは、
「グロス染料」
これは、今までにない染毛のメカニズムになります。
ではそのグロス染料!!
今までの染料とどう違うかということなんですが、
大きな特色があるわけです。
グロス染料の3つの大きな特色
- ツヤ感のある発色
- 3つのフリー
- 髪と頭皮をケア
大きく分けると、この3点です。
これだけで聞くと、今までと変わらなそうな謳い文句なんですが、今までにない、この3つを中心にルポリサージュをお伝えしていきます。
①ツヤ感のある発色
先ほどの世界初の新規染料「グロス染料」を配合することにより、
キューティクル層付近に染着し、髪に自然なツヤを表現します。
今までは、カラーの分子が小さく髪の内部まで浸透していたんですが、グロス染料は浸透しつつキューティクル付近に多く染着するということです。
グロス染料がツヤが出る理由
グロス染料は染料の層を作り出すことができます。
そして、グロス染料は分子量の大きさも整っている為、従来のカラーよりも均一に染まり、
光の面反射がしっかり揃う為ツヤが鮮やかにでるみたいです。
ツヤ髪にしたい方にはもってこいですね。
②3つのフリー
カラーは髪に負担となる大きな成分が3つあります。
それが、
ジアミン
アルカリ
過酸化水素
カラーには基本この3つの成分が必要になります。
ただ、この3つがグロス染料には配合されていません。
これは本当に常識を覆します。
要は、傷まないということ!
安心安全ということです。
グロス染料が3つのフリーでカラーができる理由は??
ではなぜ、グロス染料は従来必要であった必要成分をフリーにしても染まるのか?
という所なんですが、、、
こちらをどうぞ!
難しいですね。
簡単に説明すると、
今までは、カラーをするとき内部に酸化染料(ジアミン)を浸透(アルカリ)させ、内部で過酸化水素の力で、酸化重合させて、発色させていました。
ですが、このグロス染料は
酸化染料をあらかじめ、発色させ、不純物を除去し、そのまま浸透させているということです。
すごいです。発色を先にさせて、浸透させるだけ。確かにそれでも染まりそうです。
1つデメリットはそのまま浸透ということは、浸透できないと染まらないので、このルポリサージュは
明るくする事はできませんし、初めてカラーする方には向いていません。
明るくする際にはアルカリが必須なので、ルポリサージュ単体では明るくすることはできません。
あくまで元々カラーをしていて暗く色を入れたい方のみ使用可能になります。
明るくできないと言うものの、
髪への負担がゼロで髪を染められるのは驚愕ですし、しかもツヤが出る。
期待してしまいます。
③髪と頭皮をケア
3つのフリーが可能になることにより、
もう1つ大事なことをお伝えします。
アレルギーリスクを低減できます
こちらを見ていただきたいんですけど、
酸化重合させる前の従来のカラーは分子が小さいので、皮膚に入り込みやすくなってしまいます。
本当は髪で反応してもらいたいものが、皮膚のタンパク質と結合してアレルギーになってしまうんですが、
ルポリサージュは分子が大きいので、皮膚への影響が低減し、
アレルギーリスクを大幅に低減できます。
アレルギーの方も染められる。
これも凄いことですね。
いつまでもカラーを楽しめるルポリサージュ
アレルギーリスクも低減できるカラー剤、ルポリサージュなわけですが、
過酸化水素もフリーなので、その代わりにコントロールという浸透剤を使うわけですが、
それにはツヤに大事な、キューティクルの補修成分や、毛髪の内部に必要なCMCの補修成分まで、配合されてます。
要は、
何回でもカラーしても負担がかからず、
美しい髪に導きます。
頭皮のアレルギー問題も、髪のダメージ問題もルポリサージュなら解決できるとのことです。
イメージをわかせると、
負担がかかるから根元のカラーだけではなく、毎回カラーチェンジしても全然大丈夫。
縮毛やパーマの後のカラーも全然大丈夫。
毛先にカラーをしてダメージにつながるということを考えなくてもいいわけです。
※明るくしたい方はアルカリ必須なため、ダメージ伴います。
ではいよいよ、実際どんな感じに染まるのかを見ていきましょう
ルポリサージュの実例&施術方法
ビフォアはこのような髪で
デジパーをしていていて、ブリーチを2回という履歴です。
なかなかの状態です。
そこに
まずはライトナーで根元を明るくします。
ルポリサージュは明るくできないので、根元の黒い部分は染料(ジアミン)が入ってないライトナーで明るさを合わせます。
※根元の新生部だけ、アルカリと過酸化水素の負担はかかるということです。
そして、そのライトナーの上からルポリサージュを被せます。
(酸化重合している染料なので、もう色が出ています。)
今回はチェリーピンクを使ってるみたいです。
注意点としては絶対ウェット塗りだということ。ドライ塗りだと、色が出にくいみたいです。
3つのフリーがあるので、根元からベタベタ塗っても大丈夫とのこと!
そこから15分から20分で染まるらしい。
そこから流します。
キューティクル層付近に染着する為、
かなり流しの時に色が出ます。なので、シャンプーは2回必要ですし、もし、お客様に実際施術する場合は
ご自宅での完全ドライは必須とのことです。
濡れままにすると、洋服の襟やタオル、枕などが染まってしまうみたいです。
さてさて、仕上がりは??
うん!ブリーチしてるとは思えないほどのツヤと手触りになってます。
僕が思ってるより色がしっかりはいってます。
ダメージ要因をフリーにして、この仕上がりは圧巻ですね。
手触りがお伝えしづらいですがとても柔らかくなっている印象でした。
ルポリサージュの色持ちは?
この話の流れだと、色持ちは普通のカラーよりも良くはないです。
マニキュアのカラーバージョンで、マニキュアよりもナチュラルに仕上がるという感じですかね。
ここに至っては自分で使って経過を見ないとなんとも言えませんが、
数週間から1カ月ということらしいです。
白髪は染まるの?
ここまで話したら気になることが1つ!ルポリサージュは白髪染まるの?って話なんですが、
染まります。でも白髪染めまでは染まりません。
って感じらしいです。
マニキュアで染めたようなイメージが近いですが、色の入りはナチュラルに入るとのこと!
プロジェクター越しなので分かりづらいですが染まってますね。
アレルギー問題がある方や、ファーストグレイの方はルポリサージュで染めるのはアリですね。
ルポリサージュの色味は?
色味は7種類
Cが8レベル
Lが6レベル
Mが4レベルの染料という認識みたいです。
Mだとほぼ黒みたいです。
あと、大事なのはCLの使い方は重要なイメージ。色々な実例も見させてもらったんですが、縮毛やパーマ後のルポリサージュは色が沈みやすそう。
従来のカラーでも色沈みは起きやすいですが、ルポリサージュは更に色が沈みやすそうなので、CLと混ぜて、染料濃度の調整は必要だなと感じました。
ルポリサージュの使用注意点
これは美容師さん向けかもしれないですが、
こんな感じになってるので、ご参考までにどうぞ!
まとめ
- ツヤが凄い出る
- 3つのフリーで髪も頭皮も安心安全
- 何回染めても負担には繋がらない
- 白髪も染められる(白髪染めほどではない)
- 色持ちはよくはない
- 色も豊富だけど、使い方に注意
- しっかり流したりしっかりドライしないと色が流れ出る
といった形です。
昨日この講習を受けたので、メニュー化にはまだ至ってないですが、
当店の365日美髪というコンセプトにもってこいの商材になるので、
前向きに検討させていただきたいと思います。
またメニュー化しましたら、お伝えさせていただきますので、よろしくお願いします。
see you
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