こんにちわ!!
横浜 鶴ヶ峰 でイメチェンを得意とするショート&ボブに特化した美容師
檜山直輝です。
今日は実験。
前にもこんな事してまして、
今回はカラーの実験。
黒染めについてお伝えします。
黒染めと言っても何個かやり方がありますし、注意点も含めてお伝えしていきます。
注意点
まず、黒染めしなきゃって方で考えなきゃいけないのは
どのくらいの期間、黒でいるかという事
黒くするときの理由として、就活やバイト、地毛に戻したい、後はなんとなくって所ですかね?
就活が終わったら明るくするのか!とことんこれからは黒で行くのか!それによってやり方は変わってきます。
黒染めの仕方、黒染めの色料の濃さなどを検証してみたので、参考にして下さい。
黒染めを検証
今回は黒染めに使う薬剤を3種類用意して
それぞれどのくらい黒くなるのか、どのくらいもつのか、明るくするときどのくらい明るくなるのかを検証します。
![](https://i0.wp.com/naokihiyama.com/wp-content/uploads/2018/08/15d7c4a1-d4e8-448a-8ebb-08d9a29a7b12.jpg?resize=728%2C728&ssl=1)
左が極黒染め
真ん中がスタンダードな黒染め
右が黒染めに見せるカラー(1:1)です。
検証方法
毛束を3つブリーチします。
それぞれのカラーを塗布 15分
それぞれ30回シャンプー(1ヶ月想定)で色料はどのくらい落ちるか!
1番明るくなるカラーを塗布 15分(カラーでどのくらい明るくなるか!)
ブリーチを塗布 15分(ブリーチでどのくらい明るくなるか!)
この方法で3つの毛束がどう変化していくか見ながら黒染めの威力を検証します。
検証開始
まずは毛束を3つ用意してブリーチします。
![](https://i1.wp.com/naokihiyama.com/wp-content/uploads/2018/08/a6cd3f51-b6a1-4ff6-ae82-70a08c101b76.jpg?resize=728%2C728&ssl=1)
そこから上記のカラー剤を塗布します。
15分置きます。
![](https://i1.wp.com/naokihiyama.com/wp-content/uploads/2018/08/img_4623.jpg?resize=728%2C545&ssl=1)
さてさて、どんな黒になるのか!
![](https://i0.wp.com/naokihiyama.com/wp-content/uploads/2018/08/img_4626.jpg?resize=728%2C546&ssl=1)
うん!ぱっと見、全部黒です。若干、左のNB1pが1番濃く入ってます。 当然ではありますけどね。とりあえず全部黒になってます。
1ヶ月を想定してシャンプー30回
そこから1ヶ月でどのくらい色落ちするか見てみましょう。
それぞれ30回シャンプーします。
![](https://i0.wp.com/naokihiyama.com/wp-content/uploads/2018/08/img_4661.jpg?resize=728%2C971&ssl=1)
僕の手はふにゃふにゃです。
30回シャンプーすると?
![](https://i1.wp.com/naokihiyama.com/wp-content/uploads/2018/08/img_4630.jpg?resize=728%2C545&ssl=1)
うん!変わりません。サロンシャンプーということもあるので、市販のシャンプーだともう少し抜けるかもしれませんね。
ただ、どれも、1ヶ月は持ちそうですね。画像だとわかりにくいですがN5BLUEが若干明るくなってきてます。
カラーの1番明るいのを塗布
さて、ここからは黒染めは明るくなるのかという問題。
まずはカラーの1番明るいのを塗布してみます。
![](https://i2.wp.com/naokihiyama.com/wp-content/uploads/2018/08/img_4631.jpg?resize=728%2C971&ssl=1)
多分業界のカラーで1番明るくなるのはこれかなと思ってます。
これを15分
![](https://i2.wp.com/naokihiyama.com/wp-content/uploads/2018/08/img_4632.jpg?resize=728%2C546&ssl=1)
さてさてどうなるかな?
明るいカラーを塗布するとこんな感じになります。
![](https://i1.wp.com/naokihiyama.com/wp-content/uploads/2018/08/img_4636.jpg?resize=728%2C546&ssl=1)
すいません、わかりづらくて、、、
わかりやすくします。
![](https://i0.wp.com/naokihiyama.com/wp-content/uploads/2018/08/df3b10f0-c463-4463-925b-f927eb21b55f.jpg?resize=728%2C728&ssl=1)
右にかけて明るくなってるのがわかります。
左のNB1はびくともしていなく
真ん中のNB3は明るくなってますがほんのり赤みがでます。
右のN5BLUEはくすんだいい感じの色であかるくなってますね。
ブリーチしてみると?
さて、更につぎはブリーチをしてみます。
![](https://i0.wp.com/naokihiyama.com/wp-content/uploads/2018/08/img_4641-1.jpg?resize=728%2C546&ssl=1)
ブリーチするとさすがに差がでてきそうですね。
どうなるかな?
![](https://i0.wp.com/naokihiyama.com/wp-content/uploads/2018/08/img_4644.jpg?resize=728%2C545&ssl=1)
こう見ると一目瞭然です。
全然違います。NB1はすこーしあかるくなりました。
NB3は明るくなってますが赤みを帯びてます。
N5BLUEは綺麗に色が抜けてます。
黒染めのやり方によって、黒にできるはできますが、先述でありました通り、
どれくらいの期間持たせたいのか、
そして、もう1つ大事なのはその後どのくらい明るくしたいのかによって使うカラー剤は変わりますので注意が必要ですね。
1つずつ総評しましょう。
総評
画像の色が違うのはすいません。
NB1は?
![](https://i2.wp.com/naokihiyama.com/wp-content/uploads/2018/08/1533742732757.jpg?resize=728%2C728&ssl=1)
ずーっと黒でいいという方はNB1でいいと思います。
逆に明るくしたい時にNB1を使ってると全く明るくなりません。
ブリーチしても少ししか色明るくなりませんからね。
ちなみに市販のカラー剤の黒染めもNB1と同じくらいあると思ってください。
自分で黒染めして美容室に行って明るくして下さいはブリーチは必須になります。ブリーチを使ったとしても綺麗に色はでません。(美容師がやってもムラになります。)
明るくする予定がある方は自分で黒染めは絶対しない方がいいですよ!
NB3は?
![](https://i0.wp.com/naokihiyama.com/wp-content/uploads/2018/08/1533743006176.jpg?resize=728%2C728&ssl=1)
NB3も基本はNB1と基本同じです。
黒で居られるのは3ヶ月くらいです。
元々の明るさが明るいほど色の持ちは悪くはなります。
3ヶ月後明るくするとなると、カラー剤の明るいので多少明るくすることはできます。(求める明るさによってはブリーチ必須)
でも、画像にあるように赤みが出てしまいます。黒染めは明るくする時に赤みがでるんです。これは厄介です。ヤンキーみたいな色になってしまうので、、、
明るくする予定がある方はNB3だけでの黒染めもあまりオススメとはいえないですね。
地毛に戻しますって方には、ちょうどいいカラーだと思いますのでそちらはオススメです。
N5BLUEは?
![](https://i0.wp.com/naokihiyama.com/wp-content/uploads/2018/08/1533742632555.jpg?resize=728%2C728&ssl=1)
かなり綺麗に色が抜けてくのが目に見えてわかると思います。赤みもないですね。
こちらも元々の明るさによりますが、黒に見える効果としては1ヶ月半持てばいいのかな?と思います。
黒染めというよりも暗髪にするというイメージ。
黒染めではないので簡単に明るくできます。
単発で暗くしなきゃいけないという方にはオススメです。
色を持たせたい方でも明るくする予定がある方とかにはこちらのカラーのやり方をオススメして、こまめに美容室に行く方が1回黒染めするよりもいいとお伝えしてます。
黒染めよりも断然、色の抜け方、見え方綺麗ですからね。
黒くしなきゃいけない方、黒に見える暗髪オススメです。持ちが悪いのだけが懸念点です。
まとめ
(根元から中間にかけて、N5BLUEの配合の暗髪)
美容師さんに安易に黒染めというのは危険です。(市販で染めるのはもっと危険です。)
優しい美容師さんなら明るくする予定ある?と聞いてくれますが、何も言われず真っ黒、そして、明るくならない。なんてことはよくあるので、
黒くしなきゃいけない時は、
明るくする予定あるんですけど、〜のために黒くしなきゃいけない、と美容師さんに伝えるのがベストです。
黒くする=黒染めではなく、
黒く見せる、暗髪カラーもあるので
ちゃんと、メリットデメリット知った上でカラーはしていきたいですね。
検証で黒染めによっての色の入り方、抜け方の違いがわかったと思うので
これから黒にしたい方、しなきゃいけない方
参考にして下さい。
see you
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