こんにちわ!!
横浜 鶴ヶ峰 でイメチェンを得意とするショート&ボブに特化した美容師
檜山直輝です。
今日は髪型をカットでどう作るかの話。
ちょいと難しいですがお付き合いください。
なおきのこだわり
僕が作るスタイルは再現性や、スタイルのもちを重視してカットしています。
お客様にもやりやすいとのお言葉頂いており、ありがたいです。
なおきのスタイルの作り方、こだわりをウィッグを使ってお伝えしていきます。
(あぶさんがウィッグくれました。ありがたい。)
カットラインで重さ軽さを作る
軽くする=すきバサミのイメージが強いですが、僕はむやみやたらにすきバサミを使いません。
すきバサミは使い方で傷まないといいますが傷みます。なので出来るだけハサミで軽さを出せるのにこしたことはないです。
左と右どちらが重く見えますか?
左の方が重さがたまって丸みがあるように見えますね。
逆に右は軽くスッキリ縦長に見えます。
これはどちらがいいというわけではなくお客様のご要望に合わせて作ります。
ここで大事なのはすきバサミは一切使ってないということ!
どういうことか説明します。
カットラインでフォルムを作る
お客様の骨格やなりたいスタイルをまず作ります。
これをベースカットと言います。
ベースカットで丸みを作ったり軽さを出したりが出来るわけです。
これがベースカットでどう作られてるか見てみましょう。
ここのカットラインが違うことにより丸みの調整を使い分けています。
これを見てカットラインが2つとも全然違うのがわかりますでしょうか。
わかりやすくすると
こうなってます。
丸み小はカットラインが上に行くにつれて下のラインよりも短くなってます。(レイヤー)
丸み大は上に行くにつれて長くなり丸く切ってあります。(グラデーション)
このようにカットラインを操ることにより重さや軽さを調整してます。
ここから毛先をハサミで軽くすればカット完成です。
むやみにすかなくてもスタイルは作れるものです。(最低限のすきバサミは使うときもあります。)
カットラインでフォルムを作れるので、むやみにすかないからまとまるし、髪の持ちがよくなるということです。
カットラインの作り方で見え方が全然違うものになる事がご理解いただけたかと思います。
すきバサミを使うと、、、?
では、先ほどの丸み大の方を
すきバサミで削ってみます。
どうなるかと言うと、
右も左もそこまで大差なくスタイル作れます。
何が言いたいのかと言うと、
ベースカットうまくなくてもすきバサミ入れればある程度形は作れます。
でも、
すきバサミをガツガツ入れて作るのか
ハサミでベースカットしっかり作り、最小限でスタイル作るのでは
同じスタイルがゴールでも全然違いますよってことです。
ワックスなどで動かしたい方はすきバサミ使ってもいいと思います。
まとまりや髪質を気にするならハサミだけで作った方がいいです。
どっちにしろベースカットは大事。
すきバサミに関しては使い方が大事ですね。
お客様の求めるものに対して、ゴールは一緒でもカットの仕方も変えなければいけませんね。
まとめ
カットはベースカットが大事。
すきバサミはむやみには使わない、必要な毛量調整に使う。
ハサミでフォルムはコントロールする
カットの時このように色々と考えてカットをしてます。
難しかったかもしれないですが、僕のこだわりを伝えたかったので、読んでくださった方ありがとうございます。
こだわりはまだまだあるので追ってお伝えします。
カット楽しいなぁー
see you
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