こんにちわ!!
横浜 鶴ヶ峰 でイメチェンを得意とするショート&ボブに特化した美容師
檜山直輝です。
はい!先日営業後ウィッグカットしてました
ショートボブの考察です。
ショートボブに関してはこちらを↓
普通に切れますがより理解、精度を高める為に、、、
丸みを理解
人それぞれ骨格は違うのでどんな方でも対応できるように色々と考察です。
僕はここのアンダー(襟足部分)の作り方が大事だと思っていて、
コロンとした感じにしたければ30度
ナチュラルにしたければ45度
メリハリ欲しければ90度などなど
髪のパネルをリフトして使い分けたり
指の角度で切り口を調整したり、しています。
上記はアンダーが90度のリフトになってます。
ちなみにこれは30度
左が90度.右が30度
アンダーの作り方、これだけでだいぶ見え方違うのがわかるかと思います。
角度によって全然見え方変わりますね。
※襟足が長かったり、頭が後ろから見たとき長く見えるのはアンダーのブロッキングが広いです。骨格によって、ブロッキングは変えましょう。
骨格を補正
絶壁の方やふわっとしたいって方、丸みを求める方は髪を重ねることにより綺麗な丸みを作ることができます。
先程の、90度の襟足にカットラインを45度でつなげていきます。
するとこのようなカットラインになります。
このような段差が綺麗に積み重なることにより、丸みが生まれます。
ここですね。
今回は45度に綺麗に繋げて見ましたが、
30度から45度、90度とつなげる場合もありますし、一概に45度だけで作るわけではないです。
毛量が少なく、絶壁の方でも、90度の襟足に0度で厚みをつけると丸みが出たりなどこの作り方の理解度は重要性が高めです。
色んな組み合わせをやってみると発見が色々あります。
サイドの考え方
サイドの作り方はバックと少し違うけど根本は同じ。どのくらいの角度に引き出して、どのくらいリフトするのか
今回はリフトを45度.30度.0度と顔周りに行くにつれて厚みが出るようにしてます。
顔周りに厚みを残してるのも、この後顔周りを作るからであります。
顔周りは見せ場
顔周りはお客様の雰囲気を決める1番大事なとこ、ここの作り方によって見え方変わります。
このように顔周りにも段差を入れます。今回は90度に下は45度になってます。
ちょい軽めの質感ですかね。
上に段差も入れる
このままでも十分ですが、更に表面に段差をつける事もできます。
ここの切る量間違えるとめちゃバランス悪くなるので注意ですし、ひし形シルエットにしたい方はここの段差の入れ方は重要です。
うまくいくと、
ラインは綺麗につながります。
このつながるというのは大事で、
つながりによってまとまりが生まれます。
土台のカットはきっちり切っていきたいものです。
カットは上手いとかではなく、どこまで理解するかの方が重要度は高いと考えていて、
感覚で切る人も中にはいるけど、理論理屈にはまらないとお客様の再現性は低くなり、
美容室だけ可愛い髪型ができるという、美容師エゴスタイルができるので、
僕は理論に基づきカットします。
そこからまとまる、手入れのしやすい髪型は生まれます。
いつもまとまらない、朝やりづらい、などのお悩みがある方は相談して下さい。
似合うやりやすい髪型を提案させていただきます。
see you
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